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2025年07月23日
横浜商科大学

「マーケティング2」(内田学教授担当)に、山岡彰彦さん(株式会社アクセルレイト21 代表取締役社長)をお招きし、「コカ?コーラを日本一売った男の学びの営業日誌」の演題にて講演していただきました。

 

2025年6月30日(金)の「マーケティング2」の授業に、ゲスト講師として山岡彰彦氏(株式会社アクセルレイト21 代表取締役)にお越しいただき、「コカ?コーラを日本一売った男の学びの営業日誌」の演題で、お話いただきました。
当講義の演題と同名の書籍は、現在ベストセラーになっています。(amazonリンク

 

無名の大学から日本一の営業へ

山岡彰彦さんは、地方の無名の大学から四国コカ?コーラボトリング株式会社へ入社しました。まず、最初の業務はコカ?コーラをトラックで運ぶ仕事でした。有名大学出身者は本社勤務であるのに、自分はなぜこのような辛い仕事をしなければいけないのかを何回も考え、会社を辞めようと思いました。しかし、職場の先輩が居酒屋で教えてくれた「今のように何のスキルもない時点で辞めれば、次の職場でも同じように退職することになる。目指すものを考えなければいけない」という一言でもう少し頑張ってみようと考えました。 その後、自社の製品だけが売れるだけではだめであり、お客さんの利益を考えるようになったことで売り上げが上がっていき、ついに日本で一位になることができました。

 

 

行動が信頼を築く???山岡氏が現場で学んだ『顧客ファースト』の考え方

山岡さんの取引先で、難しい性格の社長がいました。ある雨の日に、山岡さんは配達途中のずぶ濡れになった状態でその社長に呼ばれ、急に「お前のところの機械を導入してやるぞ」と言われました。山岡さんは呆気に取られてしまいましたが、その社長は「雨の日には多くの営業マンは商品である飲料の箱を雨除けとして、自分の頭の上に置いて運んでいた。しかし、山岡君は商品が濡れないように、抱えるようにして持ってきてくれた。私は君のように商品を大事に扱ってくれる人とお付き合いをしたい」と言いました。その時、「人が見ているのは言動ではなく、行動である」ことや「現場では自分の行動が問われる」ことを改めて認識しました。 また、ある時に老夫婦が経営している酒屋に、高価な自動販売機を納入させてもらいました。この時、その老婦人は100円玉が多く入ったビニール袋をいくつも渡してくれました。自身の手では持ちきれないほどの重さでした。山岡さんは老夫婦が苦労して貯めたそのお金の重さを感じながら、自身がやった行動は本当にミッションに沿ったものであったのかと疑問を持ちました。それが、山岡さんが顧客のために考えて行動する1つの大きなきっかけになったようです。

本学では、営業職に就く学生が多々います。今回のように、現場での営業の体験談をお聴きする機会は貴重であったと思います。お忙しい中、本学に足を運んでくださった山岡彰彦さんに感謝いたします。

問い合わせ先
横浜商科大学 商学科
内田 学 教授(教員紹介へリンク
発信部署
横浜商科大学 IR?情報メディア部 大学広報係
TEL:045-583-9058 / FAX:045-571-3913
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